ガーデニングの基本をもっと知りたい!
★土や肥料の話からガーデニングの心がけまで
野菜ガーデニング
2004年の本なのに、品切れが多いみたいです・・・
ですがこの本はわたしのいちおしです!
一応、『野菜』ガーデニング、となっていますが、
『ベランダなどの狭いスペースで、 鉢植えでガーデニングを始めたい!!』 という時の
ご近所への配慮・マナー から始まって、 土や肥料とはどういうものか? (=肥料のしくみと成分、種類)
植物の病気、連作障害、コンパニオンプランツとは?
栽培の作業や専門用語に関するひと通りの説明(図解・写真つき)
と、ガーデニングを始めるにあたっての基礎知識がまんべんなく書かれています。
基本の内容なので、野菜以外のお花にもすべて応用が可能。
これさえあればOK!! なバイブルとして活躍する本です!
もちろん、野菜のこともたくさん載ってます。
鉢植えで育てられるかわいいミニ野菜のいろんな品種写真
ていねいな写真つき育て方。
そしてそして・・・レシピつきの食べ方まで!
どうせなら、育てはじめに食べてみたいあなたに、おすすめの1冊です!
★園芸本で使われる用語の内容を写真でレクチャー
別冊趣味の園芸 ビジュアル園芸用語530
園芸本で当たり前のように出てくるちんぷんかんぷんな専門用語がわかるようになる本。
ですが、『用語集』には決して収まっていないところが素晴らしい!
園芸用語解説本というよりも、植物&ガーデニングまめ知識図鑑。
剪定、株分け、接木 といった、園芸用語を実際の作業の流れを写真で説明してくれます。
剪定=枝を切ること。 なんていう結局分からない説明ではありません!
これならきっと、わかる!と思います。
また、基本用語のほかに タネの寿命 とか 花の香りと香料 とかの、お花トリビア も満載。
解説本を見ていると言うより、1冊読んだらお花博士になれそうな、読み応え満点のおもしろい本です!
はじめての方だけでなく、ガーデナーさんにも「へー」と思える本だと思います。
お値段もお手ごろなので、きっと手元に1冊あると便利ですよ。
★植物のからだと病気をやさしく解説
どうして枯れるの?わたしのガーデニング
いわゆるQ&A本とはちょっと違う切り口のレスキュー本。
起きた事・トラブル → その原因&解決方法 の順に、わかりやすく説明してくれています。
どうして、そうなっちゃうのか? 何がどういけなかったのか? を説明してくれるので、その場しのぎではなくきちんと理解ができると思います。
「しくみ」が分かることによって、失敗しなくなっていく。 根本的な解決方法が身に着く本です。
基本の基本は、このコーナーでわたしが説明していることと同じですが
基本だけでなくいろんな病気の話も載っていますので、ステップアップで次を知りたいあなたにオススメです!
病気の対処法が、「対症療法」ではなく「原因究明」で分かるので、 常備しておくと助かる、まさに SOSブック。
ガーデニングに慣れてきた人にも、常備薬がわりにおすすめします!
★一般的な育て方のギモンに
NHK趣味の園芸Q&A 春
夏
秋
冬
楽天Booksで見る 【春 夏 秋 冬】
園芸はやっぱり NHK趣味の園芸。 だなあ、とつくづく思ってしまいます。
やっぱりわかりやすいこと。難しい言葉を使いすぎないこと。
TVという、見た人の反応が返って来やすい媒体での経験がモノをいう、
ということなんでしょうか。
こちらは、上の どうして枯れるの?わたしのガーデニング
よりも、 もっと具体的に、植物別の「答え」が欲しいときにおすすめです。
季節の代表的な植物の手入れ方法を、 写真つきで分かりやすくレクチャーしてくれます。
本当に代表的な問い合わせに対しての答えなので、 ある程度ガーデニングに慣れた方にはこちらは不要だと思います。
ほんとうの「はじめて」さんが、具体的な手入れ方法を知りたい!
というときにおすすめです。
★難しく考えない「考え方」のコツ
ものぐさガーデニングのススメ
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この本は、雑誌などによく広告が出ていたり、 本屋さんでどどん!と真ん中に積まれていたので 見たことがあるかもしれませんね。
園芸本としてはかなり売れている本だと思います。
『そもそも、ガーデニングなんて、ムリ!!』
と思っているあなたに、考え方を180度変えることをおすすめしている本。
わたしがこのコーナーでお伝えしていることと通じます。
造園屋さんのように完璧にする必要なんてカケラもないこと。
だから気負うことなく、楽しむことが第一になるように考えよう。
という、思考をお伝えする本です。
具体的な園芸本とはまったく異なりますので、細かい栽培方法とかは何にも載ってません。
あ、庭の古木の抜き方は載ってましたけど^^
植物図鑑を見てみよう!
はじめに・・・ 図鑑は、『これだ!!』というパーフェクト!なものが実はありません。
(あったらぜひ教えてください><) どれも一長一短ですが、用途や対象者を絞れば使いやすいものがありますので
それをご紹介します。 もっと 『分かりやすい』図鑑 が出版されたらいいのですが・・・^^;
★はじめての植物図鑑におすすめ・その1
園芸大百科
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代表的な草花・花木を、簡単に紹介しています。
1000種類以上載っているので、代表的な花はこれで十分見つけられると思います。
花の写真のほか、日当たり、水やりなどが イラストのマークで表示されているので
難しい文章を読みたくない人におすすめ。字が少ないです。
ですが、あじさいなど、剪定時期が大事な花はきちんとそれも書いてあり、なかなか親切。
ただ、あまり詳しいことまでは書かれていないので、あくまでも『初めての図鑑』としておすすめします。
★はじめての植物図鑑におすすめ・その2
色がわかる 四季の花図鑑
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こちらは、説明がもう少し多いタイプです。 写真も説明ももうちょこっとだけ詳しくなっています。
たとえば、「パンジー」といっても、いろいろありますよね? こうした花色や種類がたくさんある花の写真がきちんと見られます。
「チューリップ」とかね、ちゃんと何種類か写真が載っているの。 だから見てても楽しいです。
詳しいと言っても、書きすぎることなく簡潔にまとめられています。 基本的に1つの花は1ページ〜2ページ(見開き1ページ)。
なので初めてさんでも、見やすい図鑑だと思います。
ただし、こちらは日当たりや水やりなどの栽培ポイントがマークではなく文章で書かれていますので、文を読まないと分かりません。
とは言っても1ページですので、すぐ読めると思いますが。
わたしとしては、こちらの方がオススメです。
★同じ仲間の花がわかる!変わった植物図鑑〜2冊目に!
四季を楽しむ花図鑑 500種
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これはちょっと変わり者です。
まず、育て方は載っていません。
じゃあナニが載っているんだ、と言いますと、 花の科目別に、写真と特徴が載っているんです。
図鑑と言えば、普通は、花の色別か、花の咲く季節別に大分して、 それから名前のあいうえお順に並んでます。
それが、たとえば・・・ バラとイチゴと桜 を 同じ「バラ科」コーナーで紹介しているんです。^^
花の季節や花色は無視して、あくまでも「仲間であること」で分けています。
身近に見られる植物を、「仲間別」に分けて、 名前の由来や、歴史などのうんちくを書いています。
図鑑と言うよりは へーー と言えるうんちく本。
「お花のうんちく」が分かるので、お散歩のときに楽しめる本です。 『あれとあれが同じ仲間なんだ!どういう由来があるんだ!』って。
お花の「花だけ」を見るのではなくて、 お子さんと一緒にお散歩するときとか、 『植物のことを、もっと知ってみたいな』
って思ったら、ぜひ2冊目におすすめです!!
★キレイな花をたくさん見てみたい時の図鑑
non-no ガーデニング基本大百科
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これは、とにかく ビューティフル!! の一言。
写真がとにかくキレイです!
「ガーデニングに人気の主な植物」 ・ 「コンテナガーデン」 ・ 「ハーブ」 「薔薇」 ・ 「クレマチス」 ・ 「インドアガーデン」
といった人気のある分野ごとに区分けをして、それぞれ実例写真つきで紹介しています。
カラーリーフの使い方など、とってもセンスがよく、 本を眺めるだけでステキなお庭にいるようなお得な気分が味わえます!
こうしようかな、あれもいいな〜♪ という夢がふくらみます!
が、詳しいやり方や育て方などは載っていません。 ですので、写真を見れば、「どうやるか」は自分で分かる、 という中級者以上の方に特におすすめの1冊です!
お値段はそれなりにしますが、バラの本、クレマチスの本、ハーブの本、と別々に買うよりは断然お得!
その分、それぞれの専門書よりも充実度は低いですが、 1冊であれもこれも見たい! ならかなりお得な本です。
どういう庭・どういうベランダにしようか?? 何を植えようかな?? というときのお手本としては非常にいい本だと思いますが
やり方が載ってませんし、 用語も知っているものとして書かれていますので
「基本」と題名に入ってはいますが、初心者さんの「はじめての本」にはおすすめしません。
(見本として・観賞用にでしたらもちろん良いと思いますけど)
「基本」用には別の本を買って、「キレイな実例も見たい」という2冊目としてどうぞ。
基本とQ&A・図鑑|家庭菜園とハーブ|植物別お助け本|庭づくり
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