記念日・結婚祝のマナー&ポイント
用途 : 誕生日(長寿祝含む)・結婚記念日・結婚祝い
タイプ : 何でもOK
金額 : 500円〜10,000円
基本的には、何でもかまいません。 『そのひとが存在することへのお祝い』になりますので、
相手の好きな色・花・思い出など、相手の好みを最優先にします。
「どんな人にあげるのか?」 が成功するかどうかの最大のカギです。
ものぐさな人 → 観葉・ランなど手のかからない鉢植えやアレンジ
花好きな人 → 好きに生けられる花束、育てて楽しい花鉢・・・
盆栽好きのおじいさん→ステキな盆栽もいいですよ!
ただし、「どこで渡すのか」 はよく考えて。
外出先で渡すなら、もって帰る方法・着くまでの時間 を考慮しましょう。
自分の車や、車で送るならともかく、公共交通機関やバイクの場合は大きいと持って帰れませんし、傷まないような包装が必要です。
夜遅くなるなど、時間がかかる場合は水の心配が少ないアレンジメント・鉢植えのほうが安全です。
また、もって帰った後、困らないかどうか
その花束を生ける花瓶があるか?→小さくするか、アレンジや鉢物に
そのアレンジ、置き場に困らないか?→小さくする
その鉢植えに適した環境はあるか?→日当たりはある?手入れできる?
「どんな人」 にあげるのか、 よーく、その人のことを思い出してくださいね!
どれだけ、その人を思い出したかどうかで決まります!
→ オーダーの前に、ポイントを書いてまとめるシートはこちら!(別窓)
結婚のお祝いに贈るときは、知らせを受けてすぐ(切り花が主流)か
または新居に引っ越し祝(新築祝いを参照のこと)としてあげましょう。
結婚式や披露パーティの当日は、当の二人は超多忙!大荷物!!です!
迷惑ですので当日ははずしましょう。
どうしても、という場合は、会場や受付の花を用意してあげたり、 2次会のブーケとして用意してあげるなど
本人たちを含めて話し合ったほうがいいでしょう。
それもイヤ!内緒にしたい!びっくりさせたい!という場合は・・・
小さいミニブーケにしましょう!
シーズンギフトのマナー&ポイント
用途 : 母の日・父の日・敬老の日 お年賀・節句祝い・卒入学祝い・中元・歳暮・X'masギフト
タイプ : 何でもOK
金額 : 3,000円〜10,000円
基本的に、注意点は上の「記念日」と一緒です。
相手がどんな人か、どこであげるのか、が大切です。
イベントごとに、人気のあるギフトをピックアップしてみると、こんな感じ。
母の日・・・込み合うため、鉢物がよい(多少配送が遅れても安心)
切り花を贈りたいなら1週間前にずらすのがおすすめ。
カーネーションにこだわる必要はない。
父の日・・・観葉・ミニ盆栽や食器等とのセットが人気。
敬老の日・・季節の鉢・花束・アレンジと思い思いのギフトが多い。
お年賀・・・梅・松竹梅・葉牡丹などの盆栽・ラン鉢が主流。
節句祝・・・桃・菖蒲を使った花束・アレンジ。 桃の節句は盆栽も人気。
卒入学・・・春の花の花束が一番人気。
お中元・・・ラン鉢(デンファレ・デンドロビウム)・観葉・寄せ鉢
お歳暮・・・ラン鉢(シンビジューム)・シクラメンが主流
X'mas・・・ミニツリー、BOX寄せ鉢、もみのアレンジ、クリスマスリースなど、 オーナメント装飾つきのもの。
発表会・公演 のマナー&ポイント
用途 : 発表会・演奏会・公演
タイプ : 基本的に小さめの花束
金額 : 3,000〜5000円
スタンドの場合は15,000〜20,000円(詳しくはこちら)
備考 : 基本的に手で持参してください!宅配は向きません
ふつうに、プレゼントとして受付で預けたり、楽屋に持っていく場合から。
舞台など、長期にわたって滞在する場合は楽屋にラン鉢やアレンジメントを飾ることもありますが、1日・2日限りの演奏会などの場合は、大荷物を持ったまま当日引き上げます。
打ち上げもその日のうちに行われることが多く、 大きいと持って帰る間にボロボロになってしまいます。
悲しいかな、もらった花を持って帰らない人も、実際多いです。 (わたし、オーケストラをしていましたのでよく見ています^^;)
そこで!! 持って帰れるように贈るのです。 コンパクトな花束なら、軽く、手荷物の中に入れて持ち帰ることができて便利です。小ぶりならアレンジメントでもいいのですが、重くなります。
いちばんおすすめは 「小さくまとめた花束」 ですね。 水は多めにしてもらいましょう。
なお、発表会など、会場に数時間しかいない場合は、宅配便でのお届けはなるべくやめたほうがいいでしょう。 混乱して本人の手に渡らないかもしれません。
宅配便よりは、近所の花屋さんに直接配達に行ってもらうほうが安全です。
当日行けない場合は、前日や翌日に自宅に届けるのがおすすめです。
「いよいよ明日だね、行けなくて残念だけど、成功を祈ります!」 「お疲れさま! 行けなくて残念だったけど、ステキだったんだろうな。 しばらくゆっくり休んでね!」
・・・なんて届いたら、嬉しくないですか?(在宅は確認してくださいね)
どうしても会場に送る(届ける)しかない場合は、混乱の少ない
準備時間中(開場の1〜2時間前)に届くようにしましょう。
主催者など、スタンド花が必要なときは会場周辺の花屋さんに依頼します。
(→スタンド花についての詳細はこちらをご覧ください)
普通に作ってもらうこともできますが、 たとえば生徒さんにあとで配りたい場合など、
人数分の花束を作ってもらったうえで、それをまとめて投げ入れてもらったり
スタンドのかわりに人数分の鉢花をラッピングしてステージに並べたり・・・
することも可能です。 ただ、お店によって対応はまちまちですし、
こうした場合は少なくとも10日ほど前に予約を入れないと無理ですので、
発表会の日程が決まった時点で手配しておきましょう。
展示会・開店祝 のマナー&ポイント
用途 : 展示会・展覧会・開店祝など
タイプ : アレンジメント(B)・ラン鉢
金額 : 5,000〜15,000円
スタンドの場合は15,000〜20,000円(詳しくはこちら)
展示会場や開店祝に贈るお花は、センスの見せどころ!
ラン鉢は無難ですが、個性がないのでアレンジのほうがおすすめです。
それもこの場合は特に、フルオーダー(花屋さんにおまかせ)がおすすめ。
花屋さんに、 「何の展示会か」 「何の店か」を必ず伝えます! できるだけ、案内ハガキ・パンフレットなど、 会場や店の雰囲気が想像できる資料を持参しましょう!
また、準備時間がわかれば開催日(開店日)前日の準備時間中に 不明な場合は、初日の開場(開店)1時間前までに贈ります。
モダンアート・ブティックなど → 流行のモダンでシックなアレンジ
パステル画・パッチワークなど → かわいいパステルカラーのアレンジ
油彩・カジュアルウェアショップなど→ POPなビタミンカラーのアレンジ
水墨画・書道展・和食店など → 和花・和風のシックなアレンジ
など・・・その場にマッチしていればいるほど、喜ばれます!
アレンジのかたちも、コンパクトである必要がありませんから、
「ほかの人と同じになりたくない! 個性的にお願いします!」
と頼んでみましょう!
花屋さんも、普段は型どおりのアレンジばかり作っているので
こうした「デザイン重視」の注文は、ウデがあればあるほど喜びます。
センスのよいものを贈りたい場合は、 予算をちょっと上げて
10,000円前後で頼むと 変わった花を使ってもらえる可能性がUPしますよ。
豪華にスタンド花を贈りたいときは、こちらを参照してください!
→ 『冠婚葬祭マナー・開業・新築祝』
飲食店の場合は、(店の外に置く場合を除いて)料理の香りを邪魔しない ことが前提ですから、(いいお店なら大丈夫だとは思いますが)
香りの強い花は控えてもらいましょう。
→ オーダーの前に、ポイントを書いてまとめるシートはこちら!(別窓)
講演会・パーティ のマナー&ポイント
用途 : 講演会・祝賀会など
タイプ : 1.出席者が贈りたい場合(一般)=花束(小・中)
2.会場に飾る場合(一般)=スタンド・ラン鉢
3.会場・イベント用(主催者)=アレンジ(C)・花束(大)
金額 : 1.3,000〜5,000円 2.15,000〜20,000円 (スタンドの詳細はこちら) 3.アレンジ 10,000〜20,000円、 贈呈用花束 5,000〜10,000円
「どう」使うかによってかなり細かく分かれてしまうのですが^^;
1.基本的に、自宅以外の会場で会がある場合、花は持参しません。
どうしても贈りたい場合は持ち帰れるよう小さい花束がおすすめ。
でも、持って帰ってもらえるかどうかは疑問です。
印象づけたいなら、会のしらせをうけてすぐや、 会が終わった後などに自宅に届けてみては?
2.団体や、個人でも予算があるなら会場にスタンド花やラン鉢を届けても。
スタンドの場合は、近隣の花屋さんでないと届けられません。
スタンドを頼む場合の詳細はこちらをご覧ください。
3.主催者の場合は、食事会ならテーブル用 講演会なら壇上用のアレンジメントを用意しなくてはなりません。
会場の広さ・テーブルや壇上の大きさと予算を花屋さんに伝え、 作ってもらいます。
これは会場近くの花屋さんでないと届けられません。
お住まいの近くの花屋さんから花キューピットを利用するか、 会場周辺の花屋を直接探します。
→ 花キューピットのかしこい利用法はこちら(お店探しにも)
→ 直接会場周辺のお店を探すなら
手みやげのマナー&ポイント
用途 : 手みやげほか、会うときにちょっとあげたいとき
タイプ : 花束(小・中) アレンジ(A・C)
金額 : 500〜5,000円
友達の家にちょっと遊びに行く、久しぶりに会う友達がいる・・・
ちょっと、なにかあげたいな、と思うとき、お花ってすごく便利なんです。
500〜1,000円くらいのミニブーケだったら、気らくでしょ?
ホームパーティの場合は、テーブル用にアレンジを贈ってもよいし、 花瓶があれば花束を持参しても。
テーブルアレンジなど大きいものを贈る場合は、
伺うお宅で用意してくれていると重複してしまいますから、事前に伝えて。
前述のミニブーケなら、断りなく持参してだいじょうぶ。
季節の花や、その日の気分で、「ちょっと」贈るのもステキですよ!
最近は、その日の安く入荷した花やおすすめの花などで 店頭に手ごろな金額のミニブーケを用意しているお店が増えています。
「ちょっと見かけたから」でもいいじゃない!
花を贈るのにほかの理由なんてなくてもいいんです。 気軽に贈ってみてくださいね^^
→ 店頭ブーケやサービス品って悪い花なんじゃないの?
では、いよいよ花屋さんの見極めかたです! まずは、「お花を売る店」の種類と違いから説明しますね。
*お花屋さんへ:
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