1.本日のおすすめ!
「今日のおすすめ!」と値札に書かれた、1種類で束になっていたり、
簡単に2〜3種入って束になっているようなお花。
よく、「これは古い花なんでしょ」 と言われました・・・ そしてそのたびに、説明しました。
『この花は、今日、たくさん採れた旬のお花だから、安いんですよ。
今日入ったばかりです。
旬で、安く入ったから、 「今日のおすすめ」 なんですよ!
新しいし、旬だから、良い花ですよ』
花屋さんは、次の花が入荷したら、古い花は 葉ものやつぼみが固くて咲いていないような花を除き、 ふつうは売りません。
野菜売り場の「おつとめ品」のように、 「ドライフラワー用!」のように
格安で売ることもありますが、1本売りより2〜3割安いくらいの花は、 ほんとうにサービスであることがほとんどです。
旬でたくさん採れれば、安くなるんです、野菜と一緒です。
そしてスーパーと同じように、 「今日安くて良いもの」 は、 一番目立つところ、つまり 「店頭」 に並んでいることがほどんどです。
店頭だから悪い品、ということはふつう考えられません。
だって、一番目立つところに悪いもの・・・。 ちゃんとしたお店ならありえないと思います。
ただし、古い花を売る悪質なお店もありますので、気をつけて。 「花屋さんの見分けかた」で、「いいお店」を選んでください!
賢く使えば、ほんとにオトクですよ!
わたしのいたお店では、 「バラ10本1,000円!」「ガーベラ5本300円!」
「しゃくやく3本400円!」とか、だいたい週代わりでやってました。 このときに買えば、バラ30本で花束にしても、税込み3500円!
季節の旬の花は、丈夫で持ちもよいです。 じょうずに使ってくださいね^^
2.店頭ミニブーケ
最近は、店頭に、ミニブーケをおいているお店が増えています。
このブーケで、だいたいお店の「センス」を知ることができます。
で、このブーケ。 2,000円くらいになると、中で作ってもらうのと大差ないのですが、 ふつうじゃ花束にならないような、
500円とか、1,000円くらいのブーケもありますよね?
「1,000円で作ってくれ」って頼んでも、そんなに立派になりません。
だから、 「きっと悪い花なんだ!」 って思っちゃうみたいですね^^;
でもこれ、大きな間違いです。
よーく見てください。
同じ(or似た)ブーケが、2つ3つ、並んでませんか?
実はこれが安さのヒミツなんです。 ・・・わかります?
花つきの多い花1本を、3つに分けてるんです!
花1本から、花束を3つ作る。
花束1つあたり、その花にかかる金額は、1本の値段の1/3。
こういう花を何種類か入れて、あとガーベラなどの、大きな花を入れると
安い金額で花束ができるんです!
ガーベラの色が変わるだけで色違いにもなります。
ただ、花1本で3つ作らないといけないので、時間がかかります。
「花1本」にならないので、1個だけでは作ってくれないかも。 「店頭の作り置きブーケ限定」 のサービス金額なことが多いです!
子供の発表会のように、安い花束がたくさん必要なら、
絶対、前もって頼んでおくのがおすすめ!
色や花もすべておまかせにすると、作り置きと同じように作ってくれることが多く、安い金額でもボリュームUPできます。
(100%とはいえませんがやってみる価値はじゅうぶんあります) 店頭のブーケを指して、「できればあんな感じv」と言っておくとなお◎。
作り置きの花が安いのは、 「あなたのために」お店の時間がかからないからです。
花屋さんは、超多忙。 仕事が山のようにあるのです。
オーダーメイドしてもらうと、花屋さんは「あなたのために」 ほかの仕事をSTOPします。
でも、花屋さんが、手の空いてる時間で作ったブーケを買う場合、 ほかの仕事の手を止めなくていいのです。
だから、「ありがとう!」というお店の感謝の値段でもあります。
作り置きのブーケは、決して悪い花ではありません。
せっかく安く、デザイン性の高いブーケが買えるのですから、 使わない手はありません。
ただし、これもお店や花はあらかじめチェックしておきましょう。
ブーケを作っていても、よくないお店も、やっぱりあります。
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