* ギフト用の花の買い方は 『花を贈る』 コーナーを見てね!
花屋さんには、いつ行くべきか?
素朴なギモンですが、まずはこれから。
『いつ花屋さんに行くのが一番いい花が買えるのか?』
花の市場にも周期があって、切り花の市場は、 全国一般的に 月・水・金 です。
花屋さんは、この市場で花を仕入れて、水揚げをし、お店に並べます。
お店によってこのルートにかかる時間が違います。
早ければ、夕方には新しい花が並ぶお店もあるし、 翌日の朝から、というお店もあります。
また、水曜日の仕入れには行かない花屋さんも多いです。
ですので、一番、新しい花がたくさんある日時を狙うなら
火曜日と土曜日の午前中 が狙い目です。
…ただし、すべての花屋さんに通じるとは限りませんので、 お気に入りの花屋さんを見つけたら
お店の人に直接、 『切り花がお店に来るのは何曜日ですか?』 と聞いた方が確実です。
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店によって置いてある花は違う!
お店によって、置いてある花はまったく違います。
花の種類や色といった品揃えは、お店の個性です。
だから、お店によってテイストがまったく違います。 シックな色ばかり集めるお店、ハッキリした色ばかりのお店
葉ものをたくさん揃えているお店、仕入れる花の種類が決まっているお店・・・などなど。
ですので、こればかりは実際にお店をのぞいてみて、 自分好みの花屋さんを探すしかありません。
また、同じ 『バラのローテローゼ』 にしても、 お店によって仕入れる花の質も違います。
単純に安ければ悪い、とも言えないのでいちがいには言えませんが
大輪で花の形も整っていて花びらが多く、葉や茎もしっかりしている(茎の太さは関係ありません)ものが高品質です。
とはいえ、花の質を見分けるのは難しいので、 『お店自体の質』の良いお店を選びましょう。
→ いい花屋さんの選び方
→ いい花屋と悪い花屋の違い
→ 花を売る店の違い
→ 花の「質」と値段のしくみ
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花にも流行がある!
服や雑貨に流行があるように、花にも流行があります。
20年前だったら、かすみそうやカトレア、真っ赤やピンクのバラ
10年前だったら、色の鮮やかなバラやカーネーションやかすみそう
5.6年ほど前なら、シックな黒系のバラを中心にした黒い花ブーム
最近は、黒まではいかないけれど、 スモーキーなトーンの花 や 緑色の花
と 葉・実ものを合わせるのが人気です。
また、花束やアレンジメントのタイプは
『パリスタイル』 といって、花の頭をきゅっと集めたブーケやアレンジメントが中心です。
新種のグリーンやゴールドの菊などを使い、いけばなのデザインを西洋のアレンジに取り込んだ 『モダンなNEW・和風』 も人気があります。
花束と言えば 「バラとかすみそう」 という人が40代以上の方には多いのですが、 この組み合わせは流行的には過去のもの。
新しい花屋さんでは 「かすみそうを置いてすらいない」 ことが多いです。
もちろん、売っているお店もあるので、こうした流行の最先端をいくお店か、 古くからのままを残したお店かも、自分の好みによって選びましょう。
ギフトの場合は、相手の年代によってお店を使い分けるのも手です。
若い方にとっては、バラとかすみそうなんて、古すぎ!! と思われるし
逆に年配の方にとっては、流行の茶色の花などは 「枯れている」と思われることもしばしばです。(流行に敏感な人は別ですが)
(実際、依頼主の希望で流行の色で贈った花が 「枯れてる!」とクレームになったことは多々あります。
いま流行の新しい色で、枯れているのではない、と説明しようにも、 あちらは「枯れてる」と思い込んでいるので大変です)
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どの花を買うか?
はじめは、「どの花を買ったらいいか」 迷ってしまうかもしれませんね。 まあぶっちゃけ、何でもいい んですが・・・
できるだけ長持ちさせたいなら、 マム(洋菊) か カーネーション です。
『でも、それじゃつまんない。』 そんなあなたは
『今の時期いい花で、わりと持つ花ってどれですか?』
と聞いてみましょう。 単に 『長持ちする花はどれですか?』 では、 『菊かカーネーションですね〜あとスターチスかな』 とか言われてしまいますので ”今いい花・いまが旬の花で” と、 ”わりと” をつけてくださいね。
その中から好みのものを選ぶといいですよ。
季節の花を知りたい! 今どの花を買ったらいいの? そんな時は!
「毎日の、季節の簡単3分アレンジ」の実例を 毎週1つ動画で紹介しています^^*↓↓
1本でもいいんです!
1本だけ買うなんて・・・
と気後れする必要はこれっぽっちもありません!
むしろ、1本買うことに変な顔をするような花屋さんはやめたほうがいいです。
1本ずつ、いくつかの花屋さんで買ってみて、いちばん気に入るところを探すことをおすすめします。
また、花には季節がありますから、置いてある花は毎回、少しずつ変わります。 「この間と同じもの」
という買い方は、花ではおすすめしません。 花屋さんにはふつう、常に30種くらいは花があります。
週に1本ペースで買うとしたら、何年あったら全部試せるか?
と考えたら、流行による品種の移り変わりも考えると、何年あってもキリがないです。
実際飾ってみないとその花のよさってわからないもの。 毎回、違う花を買うつもりで通うと色々な花を楽しめていいと思います。
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水をつけてもらいましょう
レジに持っていくと、 長さを切るかどうか と 水をつけるかどうか を聞かれます。
長さは、日々切り戻すことを考えるとあまり短くしない方が持ちが良いですので切りすぎないようにしましょう。
実際飾りたい長さより、気持ち長めにしておくことをおすすめします。
水は、基本的につけてもらった方がいいです。 買い物帰りに寄ったつもりでも、さらに寄り道しちゃうかもしれません。
つけてもらうのはタダですから、やってもらいましょう。
家に帰ったら → 活け方
→ 長持ちする飾り方
→ ぐったりしてしまったときの水揚げ法
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電車・バス・自転車・バイクなどに乗るときは
何も言わないと、ただ紙でくるんと包んでくれるだけです。
これだけでは、ラッシュの電車やバス、また風の当たる自転車やバイクで持って帰る場合、
家に着くまでに花が痛んでしまいます。
雨のときも同じ。
何も言わなくてもやってくれるお店は少ないです。
自分から、
『電車に乗って帰るので痛まないように包んでほしい』
『バイクに乗って帰るので風が当たらないようにしてほしい』
と申告しましょう!
ちなみに、鉢植えの場合でも申告した方がいいです。
下の図のように包んでもらうだけで、花が痛まなくなります。
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