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HOME花を贈る>5つの基本ポイント

花の贈り物・5つの基本ポイント

 
 

基本のポイントは5つです。

なんだか作文を書くときのポイントみたいですが^^
これを、まとめておくと、お花もバッチリ! になります。
さっきの さとみさんの例 を、花屋さんの対応も含めて見てみましょう。

    いつ  ・・・ 今日これから          ・・→ 水を多めにした
    どこで ・・・ 電車で隣市の音楽ホールへ ・・→ ぶつかってもいいように包装
    誰に ・・・  友達に
    ↑どんな・・・25歳のOLさん。 
            シブめの色が好みで、     ・・→ シブめの紫をチョイス
            服や持ち物もシックな色が多い。
    なぜ ・・・  発表会があるから      ・・→ 帰りのことを考え、小さな花束
    どうやって・・受付にあずけるか、時間が
            あれば楽屋に持っていくつもり。

↓↓↓これらの条件を考慮した結果

シックな紫色の小さな花束を、箱に入れる
 <WHAT 【何を】>

5つのポイントをすべて考慮した結果、
最後に、 "WHAT" が導きだされているのです。
 
では、ひとつひとつの条件について、詳しく見ていきましょう。
 
 
「いつ」  「どこで」  「誰に(どんな人に)」  「なぜ」「どうやって」

 
 

 

花マークWHEN いつ贈るか

ここで言う日にちは、必要な日、花が届く日のことです。
基本的に、手渡す場合以外は、必要な日の前日までに贈ります。

特にイベントがあって贈る場合、たいてい本人は当日、出掛けています。
不在ですと最悪、届きません。(商品の傷みにより処分)
届いても1日遅れでは・・・花も傷み、気持ちもさめてしまいます。
「当日」は避け、前日までに、
あらかじめ電話やメールで連絡した上で贈るのが親切です。

「連絡したらわかってしまうじゃない、ビックリさせたい」
「いきなり贈ったほうが意外性があっていい」

と思うかもしれませんが、花はなまものです。

花屋さんはたいてい、状態のいい花を、
指定日のなるべく早い時間に届くように送ってくれますが
そのときに受け取れなくて夜や翌日になってしまうと・・・
傷んでしまうことがあります。

「傷んでいた」と、先方が伝えてくれれば再出荷できますが、
それをお店にも、贈り主にも言えない人が多いです。
それに、箱を開けたときの 「がっかり」 を考えたら、どうでしょう?
「びっくりさせる」 ことよりも、 「きれいなうちに」 届けること
のほうが、ずっと親切ではないでしょうか?

さらに、翌日までに配達できないと、破棄処分になってしまいます。
この場合はたいてい、依頼主の自己責任となり、再出荷する場合は再度、
全額かかります。

結局 「届く日に相手先がそれを知らず不在」 だと、
「あなたも、相手も、嬉しくない」
という事態になってしまいます。

花を自宅に贈る場合は、必ず、前もって連絡し、相手の都合のよい日時に届くように手配しましょう。

日時を指定するには、希望する配送日の3日前までに予約をします。
これを過ぎても相談には応じてもらえますが、できるだけ早めに頼みましょう。
お店もできる限りの努力はできますが、確約はできなくなってしまいますので。

また、贈りたい花の希望(赤いバラがいい、など)がある場合は、もっと早く、 2週間前〜遅くとも1週間前には依頼します。
「花はなまもの」であると同時に、「農作物」 だからです。
「ほしいその日に、ちょうどよいバラの花が、たくさん採れる」
とは限らないでしょう?
まえもって、この日に収穫して欲しい、と農家さんに頼んでおくのです。
それでも、採れるかどうかはわかりませんので、あくまでも希望です。
予約のしかたによって金額がUPします。くわしくは
  → 『特定の花って、予約できるの?』 をお読みください。
 
 

次に、手渡す場合です。
 
手渡せるなら当日に贈るのがよいですが、
外出先で渡す場合は、持ち帰れるような考慮が必要です。
具体的には、
「なるべく小さく、水もちをよくし、持ちやすいように包装してもらう」
ようにします。

当日、いきなり花屋さんに行くこともできますが、
予定がわかっているのなら、予約しておくことをおすすめします。

今回、さとみさんは「電車に乗って」行ったので、
花を買った花屋さんは混んでいませんでした。
でも、ホールのそばの花屋さんだったら?
大変混雑して時間もかかり、花の種類も減ってしまっていたでしょう。
肝心のかおりさんの演奏が聴けなかったかもしれません。
かおりさんの好きそうな色がなかったかもしれません。

気づいたのが前日や当日でも、気づいた時点で注文さえしておけば、
その時点である花なら取っておいてもらえますし、待たずに受け取れます。

お花を見てから頼みたいときは、時間に余裕を持って出かけましょう!
オーダーメイドで作ってもらうなら、10〜30分くらいの余裕を。
お店が混んでいたら、もっとかかるかもしれません。
出先で花屋さんを探すなら、早く出掛けたほうが安心です。

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花マークWHERE どこに贈るか

「どこに」 というのは、 「なぜ」「どうやって」 と密接に関係してきます。
具体的には、 「自宅」「イベント会場」 の2つに大きく分かれますが
「どこ」がよいかはケースバイケースです。
    → 『用途別・贈りかたのコツ』
    → 『冠婚葬祭マナー ・弔事 ・お見舞い ・開業新築
を見て、どこに届けるか考えましょう。
 

場所を決めたら、次は届ける方法です。
花を届ける方法は、4通りあります。

花屋さんで買う場合は、届ける場所にあわせて1〜3から選択します。
(店舗によって取り扱いが違います)
ネットショップの場合は 「宅急便配送のみ」 のことが多いです。

宅急便での配送は不安・・・という方が多いのですが、
花屋さんのいちばん一般的な配送方法です。
運送会社さんも慣れてますので、まず心配ありません。
もし万一事故等の際は、ほとんどの場合再発送してもらう事ができます。
*注文前に花屋さんに説明を聞いておくと良いですね。

お花のかたち・サイズ別の、専用BOXに入れて配送します。
夕方に花屋さんを出て、翌日の午前中には到着しますので
(一部遠隔地を除く)鮮度の心配もいりません。安心してください^^

先ほどの、「3日前までに依頼を」というのは、
配送にかかる日数が「どこに届けるか」によって違うためです。

また、翌日に届かない地域の場合
(関東からだと、北海道・九州・沖縄・一部離島や山間部など)は、
一般に鉢物しか送ることができませんので、切り花を希望する場合は、届け先近くのほかのお店を通すことになります。(=花キューピット等のシステム利用)

こればかりは「花屋さん」と「届け先」の距離関係なので、詳しくは
依頼する花屋さんに直接聞かないとわかりません;
花キューピット等のシステム利用がイヤな方は気をつけるようにしましょう。

早いにこしたことはありません。
花を届けてもらう場合は余裕を持って注文するようにしましょう。

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花マークWHO 誰に贈るか、それはどんな人か

この質問は単純に、もらう人の好みをさぐるためのものです。

年配の女性と若い男性では、「いいな」と思う基準が違います。

わたしの今までの経験から傾向をあげると、次のようになります。
 

年代 性別 色の傾向 大きさ
こども
(〜10歳位)
 男の子  黄色・水色・オレンジ・赤持てるように
小さく
 女の子 ピンク・水色・白
若年層
(〜35歳位)
 男性  黄色・オレンジ・青・白・緑 恥ずかしい為
小さく・細く
 女性 ピンク・白・アプリコット・クリーム・紫・茶・ボルドー
   (ソフトかシック)
小ぶりに
おしゃれに
中年層
(〜65歳位)
 男性 オレンジ・赤・黄色なるべく大きく
派手に
 女性 赤・ローズ・ピンク・紫
高齢層
(65歳以上)
あまり性差がない 赤・ローズ・オレンジ・紫大きめに
華やかに
外国の方- ビビッドカラーでMIXブーケor大きく

 
あくまでもわたし個人の経験による傾向なので、参考程度に・・・
個人の好みがわかればそちらを優先してくださいね。

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花マークWHY&HOW なぜ、どんなふうに贈るか

いちばん重要なのがコレです!

何があって、どういう状況なのか?

この状況しだいで、「いつ」「どこに」も変わってくる可能性があります。
さきほどの、「外で渡すか・家に贈るか」でもそうですね。
届ける日もこれだけで変わっています。

ここに気をつけたかどうかで、ぐっと差が出てきます!

「花の贈り物の種類」ごとに、
それぞれに向く使いみち
をまとめたのがこちら。

         → 『どんなものがある?花の贈り物』

「使いみち・状況」ごとの、それぞれに向いた形態と注意点はこちら
         → 『用途別・贈りかたのコツ』

花の種類のほうを先に見てもらったほうが、わかりやすいかと思います。
 

*なお、弔事お見舞い新築祝で贈る場合は、特別!例外です!!
 ”しきたり”があります!
  この3つの場合は 「冠婚葬祭マナー」 のそれぞれのページを!

 
 


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