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HOME花をあたえる>花屋さんを開くには

花屋さんを開業するということ

開業は簡単だけど・・・ | スクールに通っても花屋はできない | やる気があるなら

*質問のメールがあまりにも多いため、一般的な方法についてお話させて頂きますが
 私自身は自分で花屋を開業している訳ではありませんので(やったのは運営のみ)
 あくまでも 「経験者に聞いた話」 が中心です。
 その点はご了承くださいますようお願いいたします。

 
 
 

「花屋さん」を開くためには

最初は 「先生」 の場合と同じ話になりますが・・・

花の資格とは」のページでも書いていますが、
花の仕事に就くのに 「資格」 は必須のものではありません。

ただし、ここで言う「必須」とは、国で定められた義務として必要かどうか、
ということです。

つまり、
弁護士になるのに司法試験
医者になるのに医師免許
飲食店や食品加工なら食品衛生管理者
を取らなければ開業ができない、というような「必須要綱」です。
花の仕事にはこれがありません。

だから、小規模の 「個人事業」 であれば、
誰にでも、今日からでも、宣言一つでなれてしまう職業です。

名乗るだけでなることが可能です。

ただし、それはもちろん「法的」な、「紙の上」でのお話。


 

開業するのは簡単! でも・・・

お店を開く場合は、通販専門でない限り 『店舗』 が必要なので、
『店舗を借りる・または建てる』 ことに関しては考えてらっしゃると思います。
通販の場合でも、ネットショップや作業場は必要ですし。

ですが、なぜかここまでしか考えてないということが多いようです。
『お店』だけはあるけど、中身がない。

そんなばかなことある?
って思うかもしれませんが・・・

「中身」ってね、「花」がないってことじゃなくて、
事業としての中身を考えてるかどうかってこと。

 

きちんと下地があって、事業計画もちゃんと考えてればいいんですが、
     「お花の教室に1年通っています。
      お花屋さんを始めたいんですが」

というような人は要注意!
ちゃんと 「事業である」 ということを考えていますか?

 

店舗ができて、花を仕入れて、資材も仕入れて、開店したとしましょう。

・ 毎日の仕入れ(営業しながらの)は、大丈夫ですか?
・ 花の手入れは大丈夫ですか?
・ お客様への応対は大丈夫ですか?
・ 配送手続きは大丈夫ですか?
・ 店を閉めた後の経理は大丈夫ですか?
・ 1日いくらかかっているか把握してますか?

仕事の中身もですが、
何より 『お金の計算をちゃんとしているのか?』 が大問題です。
自己資金のほか、銀行にお金を借りようとする場合はきちんと話をしないと無理ですから別ですが
親や親戚に援助してもらって始めるような場合は要注意です!

お店を開いたからといって、すぐに店が軌道に乗ることはほとんどありません。
赤字の日々が続きます。

この時に、一体自分は1日いくら使っているのか?
1日いくら売り上げたらトントンになるのか?
トントンの売り上げをあげるために必要な仕入れ量は?広告は?

こうしたことを考えていないと、あっという間に借金地獄です。

在庫をためておける店や在庫を持たなくていい店と違い、
花屋の店舗を持つ際は 商品がナマモノ です。
毎日新しいものに交換しなくてはいけません。
毎日飛ぶようにお金が出て行きます。

かといって、お金がないからと仕入れをしなければますます売れません。
あっという間に閉店です。

 

「ネットショップにして、注文が入ったら仕入れて売るからいいの」
という場合は、確かにお金はさほど出て行きませんが、
何も考えていないと売り上げもゼロです。
サイトを作っただけで売れるはずがありません。
「商売」としてはお先真っ暗です。

 
 
 

スクールで習う事と独立できるかは関係ない

資金繰りのことだけでなく・・・

「お花のお教室に通って、花屋さんになるの」

という手順そのものがちょっとずれていることは、
サイト内のあちこちでも言っているのでもう、分かっているとは思いますが

・ 毎日の仕入れは、大丈夫ですか?
・ 花の手入れは大丈夫ですか?
・ お客様への応対は大丈夫ですか?
・ 配送手続きは大丈夫ですか?
・ 店を閉めた後の経理は大丈夫ですか?

・ 1日いくらかかっているか把握してますか?

「お花のお教室」 でこんなことは教えてくれません。
「お教室」で習うのは花を生けることに関してだけです。

花屋はもとより、商売の経験が何もない状態で 「開業しよう!」
という計画自体、ちょっと無理があります。
(完全に不可能だとも言えませんが相当厳しいことは確かです)

店頭業務ができなければ「店」として成り立ちません。
お客さんも来ず、やっぱりあっという間に閉店です。

 

---------------------------
と、いうことは・・・。

逆に、「商売の経験があれば」
「花屋で働いた経験」・「スクール経験」等がなくても
その気になればできるでしょう。

実際、今まで花とは何の関係もない業界の「お店を運営していた」人
がやっている花屋さん、フツーにありますよ。

学生時代のアルバイトでも何でも
「客商売の経験があること」のほうが大事かも。
さらに企画営業をやっていた、なんて人は特に有利かも。

ただし、花を売る以上、花のことは知らなくてはいけません。
お客さんにとってはあなたが 「なんでもこたえてくれるプロ」 なのですから。
だから、この場合、「修行」と「経営」を同時にやるという事になります^^;
勉強しながら店もやる、となると・・・
下記の「修行してから店を出す」というコースよりも、開店当初は相当、大変でしょう。
-----------------------

 

お店をやる、ということは、事業を興すということです。

お教室で先生に言われたことだけをやるのとは世界が違います。

自分ですべての業務をしなくてはなりません。
(事業計画・資金繰り・販売計画・仕入れ・商品作成・陳列・販売・経理まで)
加えて、それに伴う責任も全て自分で負わなくてはなりません。
(資金トラブル・仕入れのトラブル・商品や対応のクレーム・税金の申告など)
それを本当に分かっていますか?

夢を見ている気分で 「お花屋さんをやるの」 ではやっていけません。

*仕入れや経理など、一定の仕事を委託することももちろん可能です。

 
 

本当に独立開業する気があるなら

もし、本当に 「花屋さんを開業したい!」 のであれば
まず花屋でアルバイトするのがおすすめです。
「お花を習う」必要はこれっぽっちもありません。

「花屋」の場合、お客さまに見ていただくのは
「商品」である花の質とデザイン
そしてサービス(仕事の速さ・正確さ・誠実さ) ですから、
「お教室」で習う内容とは、デザインの部分以外関連がないのです。
ウデと、接客業ができるかどうかにかかっています。
(そのデザインも、お教室でやる造型・奇抜さ重視のものと
、お店で売る実用性・耐久性重視のものとでは全く異なります)

もちろん、お客さんに選ばれるだけの「腕」が必要ですから
その意味で基本や流行デザインの勉強は必要です。
余裕があればスクール(デザイン重視)に通うのもいいですし
独学でももちろん構いません。

*10代〜の場合はプロ養成コースに通うのもいいでしょう。
 スクールコーナー花屋さんになるには のページ参照
 その場合でも1年は実務経験を積んだほうがいいです。

奉公(ただ働き)でもいいから店の仕事を見せてほしい!
将来店を出したいんです!!
という意気込みをアピールすることが大事です。
(実際には大抵の場合バイト代は出してくれると思いますよ)

花屋が無理だったらまずは市場でもいいでしょう。
仕入れの仕組みを知らなければ花屋はできませんから。

花屋でアルバイトする場合にも当然、店長について仕入れに行かないと
仕入れを覚えられませんから、「タダで良いから」とついて行くくらいの事はしなくてはなりません。
事業計画や経理だって盗み見て覚える必要があります。
たとえ花屋で働いたとしても、言われた仕事をやっているだけではこうした
「肝心の部分」 が盗めないため独立には厳しいです。

”その気で” 2〜3年修行すれば「ちゃんと」独立できると思います。
(客商売をしたことのある人なら1年でもいいと思います)

ただし、それでも必ず成功するとは限りません。
そんな、とても厳しい世界だということを分かったうえで、
チャレンジしてくれるというのなら大歓迎!!

 

*先ほど書いたとおり、「商売スキルのある人なら」、修行もしないで開店しちゃおう!!
 なんてことも不可能ではないと思いますが・・・
 できれば最低1年は、修行する方がおススメです。

*「デザイナーとして独立」したい、と言う場合は、
 コネの作れそうなスクールに2〜3年潜り込んでコネを作りまくるのがおススメですが
 「売り込み方」が分かればいいので、「自分を売り込む」のが得意な方はなくてもできるかも。

 

なお、「開店してから」の運営方法、店の運営における考え方
具体的な接客のコツ、商品づくりのコツ などを知りたい、という方は
お花屋さん店質改革講座』 を開いていますのでこちらへどうぞ。

(*花の技術的な内容はほとんどありません。
 *「考え方」と、「実務のコツ」を教えるものです。
 *実店舗向け。ネット店ではそのままは使えません。)

 

わたしは「雇われ店長」だったので、やったのは「運営」だけです。
「開店時の手続きなど」 はしていないので
具体的な開業準備や手続きに関してはすみませんがお答えできません。
これは、修行先の花屋さんのオーナーに頼み込んで教えてもらうのが一番確実ですが教えてくれない場合もありますので、
税務署とか、開業相談とかも利用すると良いと思います。

 
 

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