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植物の冬の管理のコツ〜冬支度と凍傷

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植物の育て方〜冬の管理のコツ

冬支度1・紅葉と落葉 | 冬支度2・ロゼット | 雪国生まれはへっちゃら! |
南国生まれは「冬」を知らない | 冬の水やりPOINT

 
 

花マークお花も 「冬支度」 をしている

わたしたちは、冬が来ると、
セーターを着て、コートを着て、手袋やマフラーをつけます。
なぜでしょうか?
 
もちろん、寒いから、ですよね。
真冬に下着姿で外に出たら凍えてしまいます。

同じように、植物が冬を越すのにも、 『冬じたく』 が必要です。

 

いきなりお花の話だと分かりにくいので、
まず、動物の 『冬支度』 を考えてみましょう。

猫やうさぎは、冬毛に衣替えします。
わたしたちと一緒で、『冬着』に着替えているんですね。

また、ヘビやリス・やまね・クマ・・・
たくさんの動物たちが『冬眠』をします。
彼らは、秋の間にたくさん食べて栄養を溜めて、
寒い冬の間は、暖かい土の中や木の”うろ”などで眠ってしまいます。
 
これは、特に寒い北国の動物に多い行動です。
起きて動いていると、どうしてもお腹がすきます。
ところが、雪に閉ざされた冬は食べ物がありません。
そうしたら・・・・飢え死にしてしまいます。
 
だから、彼らは、食べ物を食べなくてもいいように、眠ってしまうんです。
寝ていると、生命活動に必要な最小限のエネルギーしか使わないので、
食べ物がなくても生きられます。
寒い国での暮らしに対応するための生きる知恵です。

さて、じゃあ、お花はどうでしょうか?
ふだん、あまり気にしたことがないかもしれませんね。

花も、色々な『冬支度』をします。

 
 

花マークSTEP1 ・ 植物の冬じたくって?

★ いちばん多い冬じたく〜紅葉&落葉

植物の冬、と聞いてまず思い当たるのは、秋の紅葉ではないでしょうか。
紅葉しなくても、葉が枯れる植物はたくさんありますね。
この落葉は、動物たちの『冬眠』にあたります。

春から秋までの間、太陽を受けて栄養を作ってきた葉っぱ。
動物で言ったら、それは『ご飯を食べる』という行動です。

冬になると、彼らは食事=光合成をやめて、眠ってしまうのです。

 

なぜ光合成をやめてしまうのか、というのには
葉が薄いと乾燥して葉が痛むとか
寒さで葉緑素が壊れて光合成の機能が落ちるとか、
さまざまな説がありますが、絶対の理由はまだわからないようです。

寒くなってくると、葉っぱの根元をせき止めてしまいます。
せき止められると、葉に根からの水が行かなくなり、
また、葉で作った養分は葉にとどまります。
 
やがて葉緑素が壊れて、緑色の色素がなくなります。
そうして、もともと葉にある黄色い色素が見えるようになるのが、イチョウのような黄色の紅葉。
葉にとどまった糖分から「アントシアニン」が作られ、
これが見えるのが、もみじのような赤い紅葉です。
 
黄色も赤も色素を持たない場合は、褐色=ただ、枯れます。

*紅葉するだけで葉の落ちない植物も多くあります。
  葉緑素を守り、光合成の効率を上げるために
  赤い色素を作っていると言われています

 

そして春が来るまで、葉をおとした植物は眠ります。
栄養を作れないので、エネルギー節約のために眠る・・・『冬眠』です。
この間は眠っているので、動物たちと同じで、何も食べません。
必要最低限の生命活動だけをしています。

 

寝ていますから、肥料をあげる必要はありません。
食べないのに食べ物をあげても、腐るだけでしょ?
腐ったら、カビや細菌で病気になっちゃう。

お水も、減らします。
最低限には吸いますが、春〜秋のようには吸いません。
気温も低いですから、土があまり乾かなくなります。
水は必ず土が乾いてから、与えます。
ぬれているのにあげると、窒息して腐ってしまいます。
水やりのコツ ページ参照)

水やりを減らすことには、もうひとつ、凍傷との関係もありますが
いったん『冬じたく』の話を全部してしまいますね、また後で・・・

そこで!
落葉する植物の冬の管理のポイントは次のようになります。

 
    ■POINT〜落葉してハダカになる植物■
  • 「寒さ」に対応するために葉を落としています
  • そのまま寒い戸外に置いて下さい(部屋に入れないこと!)
  • 彼らは「眠っています」
  • 肥料を与えても食べません!肥料はあげないでください
  • 水と空気は必要なので、土が乾いたら晴れた日の朝に水をやります
 

*室内に入れれば、落葉させずに育てることも可能ですが
本来は眠る時期ですので、寝かせてあげるのが一番簡単です。
ただ放っておけばいいんですから。(水だけ乾いたら・週1〜2回)
 
「冬でも室内で咲かせる」 「より多くの花を咲かせるための剪定」等の
応用・難しい技術はここでは省きます。
「まず、枯らさないために」 にしぼってお伝えします。

 

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★ 2・地面にはりつく

秋に植えた春咲き苗の多くは、冬は地表にぺったりはりついています。
(このタンポポみたいな形を 「ロゼット・ロゼッタ」 といいます)
ミント・レモンバームといったハーブなども上の方の葉を落とし、
地表近くに小さな新芽を出します。

春咲きの球根植物、チューリップ・ヒヤシンス・クロッカスなども
地表に小さな芽を出して、冬の間はじいっとしています。

ちぢこまって、小さく、丸くなります。

冷たい風の当たる面をなるべく小さくしているんです。
 
木枯らしが当たればあたるほど、体温も下がり、乾燥してしまうので、
それを避けているんです。
わたしたちも、指先からしもやけ(=凍傷)になるでしょう?
その”指先”をひっこめて、凍傷にならないようにしているんです。
 
また、雪が降ったときも、
背を低くかがめていれば、重みで折れることもないし
逆に雪で覆われればその中は外気よりも暖かくなります。

彼らもこうして春を待っているので、室内に入れる必要はまったくありません。

* 亜熱帯生まれの植物を冬に刈り込むのは、
  (レモングラスやエンゼルトランペットを
   地上部10cmくらい残して切ってしまう事)
   この冬支度をまねた、冬の負担を減らす方法です。


特に、春に花を咲かせるチューリップなどは、
寒さを「冬が来た」という目印にしています。
冬が来ないと、春は来ません。
つまり、寒さに当てないと花が咲かないのです
むやみに室内に入れないようにしましょう。
 
なお、鉢植えで売っているつぼみのついた鉢は、
もう暖かい室内で鑑賞して大丈夫です。
売っているものは、冷蔵庫で2.3ヶ月ほど冷やしてから温室に入れ、
すでに「春が来た」と思わせてつぼみを作らせています。
 
家庭でも、買った球根を2ヶ月ほど冷蔵庫で十分冷やしてから植え
室内で育てれば、早く花を楽しむことができます。

 
    ■POINT〜小さくなって冬を越す植物■
  • 「寒さ」に対応するために小さくなっています
  • 寒さを体験することが、春に花が咲くための条件です
  • そのまま寒い戸外に置いてください(部屋に入れないこと!)
  • 起きてますが、秋に肥料をあげていればそれ以上はあげないでください
  • 水と空気は必要なので、土が乾いたら晴れた日の朝に水をやります
 

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★ 3・そのままの姿で冬を越すものもいる

冬でも枯れたり、葉を落としたりせず、そのままの姿でいる植物もいます。
主に、寒い国で生まれた植物です。

もともと、寒い国出身の植物は、「寒いのが日常」。
「日本の冬くらい、特になんでもない」 のです。

たとえば、もみの木などのコニファー類・ラベンダーなど。
北欧・モンゴル・ロシア・高山地区などで生まれた植物にとって
雪や、気温が氷点下なのは 「日常の、あたりまえの事」。
なので、何もする必要はありません。

その逆に、夏という季節があることを知りません。
「暑い」ということを体験したことがないのです。
 
そのため、日本の蒸し暑い夏なんて大の苦手!!
夏場に涼しく、蒸れないようにしてあげる必要があります。

 
    ■POINT〜冬でも特に変わらない植物■
  • 「寒さ」に慣れています、寒いのが彼らにとって「ふつう」です
  • そのまま寒い戸外に置いてください(部屋に入れないこと!)
  • 起きてますが、肥料はあげすぎになってしまうのであげないでください
  • 水と空気は必要なので、土が乾いたら晴れた日の朝に水をやります
 

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★ 4・「冬」という季節を知らないものもいる

「3」の逆バージョン。
熱帯のジャングル生まれの植物は、
1年中夏! なところで生まれ育っています。
冬という季節があることを知りません。

冬を知らないので、冬支度のやりかたも知りません。

 

放っておくと、ぼーっと夏の姿のまま立ってます。
そんな姿で冬が来たら、死んでしまいます・・・

彼らは冬を知らないために、寒さに身体がついていけません。
「寒い」というものを体験したことがないのです。
 
そのため、暖かくしてあげる、という世話が必要になってきます。

*例 ・・・ ブーゲンビリア、セントポーリア、ポインセチア
      胡蝶蘭、カトレア、バンダ など南国生まれのラン

    ■POINT〜熱帯の植物■ 世話が必要なのはこれだけ!!
  • 11月〜3月くらいまで、室内に取り込む(エアコンの風を当てないこと!)
  • 窓辺のレースのカーテン越しなど、強すぎない程度に日光を当てる
  • 夜間は、窓際は冷えるのでできれば部屋の中心部へ移動する
  • 寒さで成長が止まるので、肥料をやらない
  • 水は必ず土が乾いてからあげる
  • *温室など常に気温が15℃以上ある場合は、普通に肥料と水やりしてOK

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基本的に、熱帯生まれの植物以外は
外に置きっぱなしで、水やりだけ乾いたらすればOK!
自然界で、冬は「肥料」になるものがありませんので
肥料をあげる必要もありません!
 
「ほったらかし」でいいのです!!

 

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花マークもうワンステップ! 凍傷と水やりの関係

上にあげた POINT で、
『土が乾いたら、晴れた日の朝に水をあげる』 と書いています。
 
これには、理由があります。

温度が0度以下になると、水はどうなりますか?
 
 
 
・・・氷になりますよね。
 
 
あげた水が鉢の中で凍ったら・・・・・・?
 
 
植物の身体も凍ってしまいます。 =凍傷 です。
 
凍傷になるだけでなく、氷の結晶によって根がズタズタに切れてしまいます。
霜柱なんか、すごいでしょ?
あれが身体の中でできてしまうのですから・・・・
考えただけでイタイです><

  

夏に、水がお湯になってしまうのを避けるのと同じように
冬は、水が凍らないように気をつけます。

の水やりは、原則、暖かい晴れた日の朝に行います。
晴れでなくても、なるべく暖かい日にしましょう。
気温が零下のときはあげないようにします。
(水をやると逆に凍って死んでしまいます)
 
夕方にあげるのも×。
すぐに気温が落ちるので凍ってしまう危険が高くなります。
凍らせないように、”暖かい日の朝” を守りましょう。

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    ワンポイント★うんちく
    ■植物は主に冬じたくの方法によって分類されています■
  • 葉の落ちない木・・・常緑樹(低木・中木・高木)
  • 葉の落ちる木・・・落葉樹(低木・中木・高木)
  • 葉の形が細い木(松・杉など)・・・針葉樹
  • 葉の形が広い木(樫・桜・椿・楓など)・・・広葉樹
  • 年を越す、樹木以外の植物・・・多年草
  • 1期、1年限りの生命の植物・・・1年草
  • 多年草のうち、球根で増える植物・・・球根植物

*たとえば、
 さくらは・・・落葉広葉高木  
 ツバキは・・・常緑広葉小高木  のように図鑑などで書かれています^^

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